中学受験や高校受験、大学受験の前には合格祈願に行かれる方が多いですよね。
初詣などと違って合格祈願は受験の前にしかしませんから、やり方がわからないという方もいらっしゃると思います。
今回は合格祈願に行くのに良い日や、祈祷の初穂料、絵馬の書き方、受験後の御礼参りの方法などをご紹介します。
目次
合格祈願に行くのに良い日は?
合格祈願は大安に行く?
合格祈願に行くときには、できるだけ良い日にちを選んで行きたいと思う方もいらっしゃると思います。
合格祈願に行く時期については決まりはありませんが、時間帯は午前中の方が良いとされています。
大安や仏滅などの六曜を気にされる方も多いですが、神社と六曜はあまり関係がありませんので、特にこだわらなくても大丈夫です。
ただ、気になってしまうという方は六曜で良いとされる日に行っておいた方が良いでしょう。
受験が近づいて不安になってきたときに、大安に行かなかったことが心配の原因になってしまっては元も子もありませんから。
受験される本人や家族が納得できる日に行った方が良いですよ。
お参りに行って風邪やインフルエンザをうつされたりしないように、人が多い日は避けるのも大切です。
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合格祈願の初穂料
神社に合格祈願に行った際に、お賽銭を入れてお参りするだけではなく祈祷をしてもらう場合は祈祷料を納めます。
この祈祷料を「初穂料」と言います。
初穂料の金額は?
初穂料は神社によって幾らと金額が決まっていることが多いので、ホームページなどで事前に確認してみると良いですよ。
中には金額が決まっておらず「お気持ちで」という神社もありますが、その場合は他の神社の金額などを参考にして決めると良いでしょう。
一般的に、個人で祈祷を受ける場合の初穂料は5,000円くらいのことが多いようです。
初穂料はのし袋に入れて渡す?
神社で合格祈願の御祈祷を受ける際は、社務所などにある受付で申し込みをして初穂料を納めます。
このとき、お財布から直接お金を出すよりものし袋に入れて渡した方が丁寧です。
熨斗袋はコンビニなどでも売っていますので、用意しておくと良いでしょう。
もしのし袋がない場合は無地の白封筒でも大丈夫です。
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合格祈願の絵馬
神社に行くと合格祈願の絵馬もありますよね。初めて書く場合はどうやって書いたら良いのか迷う方も多いと思います。
神社によっては書き方の見本が用意されているところもありますが、ここで絵馬の書き方を覚えて行った方が安心です。
絵馬の書き方
絵馬は絵が描いてある方が表で、何も書かれていない方が裏です。願い事は裏の方に墨または油性ペンで書きます。
まずは表面に「奉納」と書きます。
裏面に願い事を書く時は、合格したい学校名など試験内容を明確に書きましょう。「合格する」と断言する書き方にした方が良いです。
最後に記入日や住所・氏名を書きますが、最近では個人情報保護のため住所は都道府県まで、氏名はイニシャルで書いたりしても良いようです。
絵馬の詳しい書き方についてはこちらの関連記事にしてご紹介していますので、ご覧になってみてください。
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絵馬は一人で2つ以上書いても良いですが、願い事は1つの絵馬につき1つだけ書くように気を付けましょう。
試験が近くて受験する本人が行けない場合は、代理の方が絵馬を書いても大丈夫です。
代理の方が書く場合は「誰をどこに合格させてほしいか」を書いた上、代理で来た人の名前で絵馬を奉納しましょう。
合格祈願のお礼参り
受験が終わって一息ついたら、合格祈願をした神社にお礼参りに行きましょう。
忘れてしまう方も多いのですが、合格祈願は御礼参りをすることで完結するとも言われていますので、お礼参りは大切です。
合格祈願のお礼参りの仕方
お礼参りは合格祈願をした神社やお寺にするのが一般的です。遅くとも一年以内にしたいですね。
遠方の神社で行けない場合は、大きな神社だと郵送でも受付しているようなので訊いてみると良いでしょう。
お礼参りの金額は、お守りをいただいた時と同額程度をお賽銭か初穂料として納めるのが一般的です。
合格祈願の際にいただいた御守りは、お礼参りの際にお返ししましょう。
合格祈願の絵馬を書いた方は、「合格御礼絵馬」に神様へのお礼の気持ちを書いて奉納します。
もし、結果が不合格に終わった場合でも、お願いをしたのですから試験が無事に終わったことを報告に行くのが礼儀です。
自分の気持ちが落ち着いてからで良いので、不合格でもお礼参りには行きたいですね。
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まとめ
合格祈願の祈祷料や絵馬の書き方、受験後の御礼参りの方法などをご紹介しました。
それぞれ詳細記事をご紹介しておりますので、ご覧になってみてください。
受験前は家族もいろいろと気を遣いますよね。
受験は健康が第一ですので、合格祈願に行かれる場合は初詣などの多く人が集まる時期に無理に神社に行くのは避け、人が少ないときを選んで行くのがおすすめです。
体調を考慮して代理の方が行く方法もありますので、ご自分にあった方法で合格祈願をなさってくださいね。
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