受験前に合格祈願に行く方は多いですが、受験が終わるとついついお礼参りを忘れてしまいがちです。
でも、合格祈願はお礼参りもとても大事なんです。
今回は合格祈願のお礼参りの仕方や、金額、もし不合格だった場合のお礼参りはどうするかについてご紹介します。
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合格祈願は大安が良い?初穂料や絵馬の書き方は?お礼参りの方法は?
目次
合格祈願のお礼参りの仕方
お礼参りの時期
お礼参りに行く時期はいつとは決まっていません。
合格発表の日に行ったという方もいれば、夏休みになって時間ができてから行ったという方もいます。
ただ、合格祈願はお礼参りをすることで完結すると言われていますので、遅くとも1年以内には行きたいですね。
お礼参りはどこでする?
お礼参りは合格祈願をした神社やお寺でするのが一般的です。
感謝を伝えるのですから、お願いをしたところにするのが一番です。
もし合格祈願をした神社が遠方で行くのが難しい場合は、近くにある同じ神様を祀っている神社に行くという方法もあります。
学問の神様で有名な太宰府天満宮や湯島天神では郵送でのお礼参りも受け付けています。
自分が祈った願い事と住所や名前を記入した手紙と初穂料を現金書留で郵送すると、神職の方が代わりに奉納してくださるようです。
大きな神社でしたら郵送で受け付けているかもしれませんので、どうしても直接行けない場合は訊いてみると良いと思います。
お礼参りの金額
お礼参りの金額に決まりはありません。
お守りをいただいた時と同額程度をお賽銭または初穂料として納めるのが一般的です。
「初穂料」として納める場合は紅白蝶結びの水引きののし袋に入れて、社務所の受付でお渡しすると良いでしょう。
のし袋の表書きは「御礼」とし、下段には受験した人の名前を書きます。
のし袋に入れるほどの金額ではない場合は、お賽銭箱に入れて奉納します。
お礼参りの方法
◆初穂料やお賽銭を納める
「初穂料」を用意して行く場合は、神社の社務所で「合格のお礼に参りました」などと声をかけ、のし袋に入れた初穂料をお渡しします。
お賽銭箱に直接奉納する場合は、お賽銭箱に納めた後に鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝して心の中でお礼を述べましょう。
◆御守りをお返しする
合格祈願の際にいただいたお守りは、お礼参りに行ったときに返納します。
社務所で渡しても良いですし、境内に「納札所」や「お炊き上げ」が設置されている場合はそちらに返納しても大丈夫です。
遠方で返しにいけない場合は、郵送でも受け付けてくれる場合は郵送でお返ししましょう。
◆絵馬を奉納する
合格祈願の絵馬は良く知られていますが、「合格御礼絵馬」はあまり知られていないようです。
お礼参りはこの「御礼絵馬」に神様へのお礼の気持ちを書いて奉納するという方法もあります。
御礼絵馬は合格祈願の絵馬同様、絵馬の裏側(絵が描かれていない面)に墨か油性ペンでお礼の言葉を書きます。これからの抱負を書くのも良いでしょう(あくまでも豊富で、願い事は書かないようにしましょう)。
名前と住所は個人情報保護のため、イニシャルや○○県程度でも良いようです。神社にある記載例を参考にしてください。
最後に絵馬かけ所に奉納します。
不合格でもお礼参りは必要?
残念ながら結果が不合格になってしまう場合もあるでしょう。
「願いが叶わなかった」のだから、お礼参りなんて必要ないと思われるかもしれません。
でも、結果に関わらず、神様にお願いをしたのですから無事に試験が終わったことを報告に行くのが礼儀です。
もし不合格になった場合でもお礼参りは行くようにしましょう。
お礼参りは結果が出てすぐでなくても良いので、自分の気持ちが落ち着いてから行くと良いと思います。
まとめ
合格祈願のお礼参りはすぐには無理でも、1年以内くらいには行くようにしたいものです。
お礼参りの金額は合格祈願の際に納めた金額と同じくらいが一般的ですので、初穂料として社務所に納めるか、賽銭箱に奉納すると良いでしょう。
お守りも忘れずにお返しして、神様にお礼の気持ちをしっかり伝えましょう。
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