身内に不幸があったときに、新年の挨拶を控えることを詫びる年賀欠礼状として出す喪中はがき。
1月に身内が亡くなった場合、翌年の年賀状を出しても良いのか、それとも喪中ハガキを出して年賀状は出さない方が良いのか迷いますよね。
今回は1月に身内に不幸があった場合に喪中はがきはどうするのかについてご紹介します。
目次
喪中はがきは1月に亡くなった場合はどうする?
場合によっては、年明けすぐの1月1日に身内が亡くなることもありますよね。
私も、1月3日に身内が亡くなったことがあり、翌年の年賀状をどうするかで迷ったことがあります。
1月に身内が亡くなった場合、来年の年賀状はどうすれば良いのでしょうか?
それは、亡くなった方との関係によります。
喪中の期間の目安
喪に服する範囲は、故人を中心とした一親等(両親、配偶者、子)と、二親等(兄弟姉妹、祖父母、孫)までとするのが一般的です。
喪中の期間は1年というのが一般的な考えですが、喪に服する期間は、故人との関係によって異なります。
・子供…3~12カ月
・兄弟姉妹…3~6ヵ月
・祖父母…3~6ヵ月
あくまでもこの期間は目安ですので、故人との親密さやお付き合いの度合いによっても違ってきます。
悲しみが深く、自分の気持ちの整理がまだつかないのであれば、この期間を過ぎていても年賀欠礼を出しても差し支えありません。自分の気持ちで決めても良いのです。
【我が家の例】
私の場合は、1月3日に亡くなったのは母方の祖母でした。
その年の年賀状はもう出してしまっていましたので、出していない方から受け取った年賀状にだけは「寒中見舞い」で返事を出しました。
翌年の年賀状については、通常通り年賀状として出しました。
亡くなったのが「祖母」だったので、年賀状を出しても良いのではないかと両親に言われたからです。
私にとっては祖母ですが、両親にとっては実母であり義母にあたりますので、両親は喪中はがきを出したようです。
ちなみに、母方の祖父が亡くなったときも、亡くなってから半年以上過ぎていたので翌年の年賀状は通常通り出しました。
私の友人の中には祖父母が亡くなって半年以上経っていても年賀状ではなく喪中はがきをくれた人もいますので、考え方はその家や人によって違うのだと思います。
喪中はがきを出す基準は様々
・同居しているかどうかで決める
喪中の期間の他に、最近では同居しているかどうかで決める方も増えています。
例えば祖父母の場合、同居している場合は喪中はがきを出すけれど、別居の場合は出さないという方も多くなってきているようです。
・プライベートと仕事は分ける
他にも、友人や知人などのプライベートのお付き合いがある人には喪中はがきを出し、仕事上の付き合いの方には通常通りの年賀状を送るという人もいます。
まとめ
1月に身内が亡くなった場合に喪中はがきを出すかどうかは、喪に服する期間が目安になります。
ただ、喪中の範囲や期間はこうしなければいけないという明確な決まりがあるわけではありませんので、最終的には喪中かどうかは本人が決めることになります。
兄弟姉妹や祖父母などのように目安となる喪中期間が短い場合でも、自分の気持ちの整理がつかなくて新年を祝う気持ちになれないときは、喪中はがきを出すと良いでしょう。
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