身内に不幸があった場合に「年賀欠礼」のご挨拶として喪中はがきを出します。
初めて出す場合だと、喪中はがきはどこで買えば良いのかなど、迷うことも多いですよね。
こちらでは、喪中はがきについて、官製はがきでも良いのか、私製はがきで出す場合は切手は何を使えば良いのかなどについてご紹介します。
目次
喪中はがきは官製はがきでもいいの?
喪中はがきを出す場合、
①印刷会社に注文して作ってもらう
②自分ではがきを買って作る
このどちらかの方法で喪中はがきを作ることになります。
印刷会社に頼む場合ははがきも用意してもらえますから特に悩むことはありませんが、自分で作る場合ははがきは何を使えば良いのか迷いますよね。
喪中はがきは、郵便局に売っている官製はがきを使って作ることもできますし、私製はがきを使って作ることもできます。
官製はがきで送ってもマナー違反ではありませんが、官製はがきを使う際は喪中はがきに使えるデザインを選びましょう。
【官製はがきは胡蝶蘭のものを使う】
郵便局で売っている官製はがきには実は種類があり、切手の部分のデザインが違います。
通常はがきの切手部分のデザインは「ヤマユリ」「山桜」「胡蝶蘭」の3種類があるのですが、この中の「胡蝶蘭」を喪中はがきとして使います。
胡蝶蘭の官製はがきは喪中はがき専用というわけではないのですが、一般的に喪中はがきや寒中見舞いに使われています。
郵便局で「喪中はがきで使うので」と言えば、胡蝶蘭の官製はがきを出してもらえますよ。
胡蝶蘭の官製はがきには通常はがきとインクジェット紙のものがありますので、どちらかを選びましょう。
自分で印刷するのであれば、インクジェット紙の方が良いと思います。
私が喪中はがきを出した時はインクジェット紙のものがまだなかったので、通常はがきに自宅のプリンターで印刷をして出しました。
通常はがきでも印刷はできますので、もし間違えて通常はがきの方を買ってしまっても、特に問題はないと思います。
【コンビニではない場合が多い】
通常はがきはコンビニでも買えますが、胡蝶蘭の官製はがきはコンビニでは買えないことが多いです。
一部取り扱っているコンビニもあるようですので、もしコンビニで買うのであれば取り扱いがあるか確認してから行くと良いですよ。
喪中はがきは官製はがきよりも私製はがきの方が良い?
喪中はがきは官製はがきで送るのはマナー違反ではありませんが、私製はがきに弔事用の切手を貼って送る方がより丁寧です。
胡蝶蘭の官製はがきは郵便番号の枠が赤字で印字されています。
この赤字の印字が弔事にはふさわしくないと感じる方もいらっしゃるようです。
私製はがきだと郵便番号の欄も薄墨の色にできて弔事にふさわしい雰囲気にできます。
ただ、はがき代+切手代がかかりますし、切手を貼る手間がかかります。
私も毎年のように喪中はがきはいただきますが、私製はがきよりも官製はがきでいただくことの方が多いです。
切手を貼らないといけない分、私製はがきだと手間とコストがかかりますので、官製はがきを利用する方が多いのかなと思います。
喪中はがきを私製はがきで出す場合の切手は?
喪中はがきを私製はがきで作成して出す場合は、切手を貼らないといけません。
この場合、切手は弔事用の切手を使います。
弔事用の切手は「花文様」のデザインです。
郵便局で売っていますので、「弔事用の切手」といえば出してもらえます。
コンビニでは弔事用の切手は取り扱っていないところが多いです。
【切手の代わりに料金別納にするのはダメ?】
喪中はがきの枚数が多いと一枚一枚切手を貼るのは大変ですよね。
喪中はがきも郵便局で申し出れば料金別納にすることはできます。
でも、料金別納だと受け取った側にあまり良い印象を与えないかもしれません。
受け取り方は人それぞれですが、料金別納だと「手抜き」とか「ダイレクトメールみたい」と感じる方もいるようです。
料金別納がダメというわけではありませんが、切手を貼って出した方が無難だと思います。
切手を貼るのが手間だと感じるのであれば、私製はがきではなく官製はがきを使うと良いのではないでしょうか。
まとめ
喪中はがきは官製はがきで出すこともできます。
官製はがきを使う場合は胡蝶蘭の官製はがきを使いましょう。
私製はがきで出す場合は、料金別納ではなく弔事用の切手を貼って出した方が良いと思います。
喪中はがきの文例はこちらを参考にしてください⇒喪中はがきの書き方や文例
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