大阪府の住吉大社で行われる住吉祭は大阪三大夏まつりの一つに数えられており、大阪の夏祭りを締めくくるお祭りです。
こちらでは、2017年の大阪住吉祭の日程や時間、場所とアクセス方法、屋台情報などについてご紹介します。
目次
大阪住吉祭2017の日程と時間
住吉大社で行われる住吉祭は大阪中をお祓いする「お清め」の意義があり、古くより「おはらい」ともいわれています。
お祭りのは4日間にわたって行われ、「神輿洗神事」「夏越祓神事」「神輿渡御」が見どころとなっています。
残念ながら、花火はありません。
【住吉祭のスケジュール】
7月17日(祝) 神輿洗神事 18:50~21:45
7月30日(日) 宵宮祭 20:00~20:30
7月31日(月) 夏越祓神事・例大祭 17:00~18:00
8月1日(火) 神輿渡御 14:00頃~~22:00
【神輿洗神事(みこしあらいしんじ)】
住吉祭に先立ち、神輿をお清めする神事です。神輿は住吉大社から住吉公園まで巡行し、「汐汲舟」(しおくみぶね)と呼ばれる舟で汲んできた海水によって清められます。清められた神輿は住吉大社までお還りになります、
【夏越祓神事(なごしのはらえしんじ)・例大祭(れいたいさい)】
夏越祓神事は無形文化財に指定されている、伝統ある神事です。まるでタイムスリップをしたかのような中世の華麗な衣装に身を包んだ夏越女・稚児らが茅の輪 (ちのわ) をくぐる儀式が行なわれます。
五月殿で大祓式が行なわれたのち、茅 (ちがや) を1本取り、祓いながら3度の茅の輪をくぐり本宮に参進しますが、この行列には一般市民も参加できます。是非参加してみましょう。
茅の輪をくぐるときには「住吉の夏越 (なごし) の祓する人は千年 (ちとせ) のよはひのぶといふなり」という和歌を口ずさみますので、覚えておくと良いですよ。
茅の輪は住吉祭の終わる8月1日の夜まで住吉鳥居に設けてあります。住吉祭に行かれた際は、茅の輪をくぐってお祓いをしましょう。
【神輿渡御(みこしとぎょ)】
地元の人たちが神輿を担ぎ、住吉大社の神霊をお遷しした神輿行列が堺の宿院頓宮までお渡りします。
鳳輦(ほうれん)・神輿が列をなして練り歩き、御旅所である宿院頓宮に到着して祭典が行われ、飯匙堀(いいがいぼり)にて荒和大祓神事が執り行われます。
大阪住吉祭2017の場所とアクセス方法
【住吉祭の開催場所】
・神輿洗神事:住吉公園
・宵宮祭:住吉大社
・夏越祓神事・例大祭:住吉大社
・神輿渡御:住吉大社~御旅所宿院頓宮
【住吉大社へのアクセス方法】
住吉大社(大阪府大阪市住吉区住吉 2丁目 9-89)
◆電車でのアクセス
・南海鉄道南海本線「住吉大社駅」より東へ徒歩3分
・南海鉄道南海高野線「住吉東駅」より西へ徒歩5分
・阪堺電気軌道 阪堺線 (路面電車)「住吉鳥居前駅」より徒歩すぐ
◆車でのアクセス
・北方面から
北方面から阪神高速15号堺線に入り「玉出」出口下車直進。 新回生橋交差点左折、塚西交差点を右折し、路面電車沿いを約3分。
・南方面から
阪神高速道路4号湾岸線「大浜」出口下車。26号線を北上し、浜口交差点で右折、長居公園通を東に直進、安立1交差点を左折し直進後、路面電車沿いに合流後すぐ。
※7月30日~8月1日は交通規制が行われ、住吉大社の周辺道路は一般車両は進入できません。住吉大社にある有料駐車場も交通規制で利用できませんので、なるべく電車で行くことをおすすめします。
⇒交通規制案内図
【宿院頓宮へのアクセス方法】
堺市にある住吉大社宿院頓宮では、住吉祭の最終日に神輿がお渡りし、飯匙堀(いいがいぼり)にて荒和大祓神事が執り行われます。
宿院頓宮
◆電車でのアクセス方法
阪堺線「宿院駅」下車、徒歩1分
大阪住吉祭2017には屋台は出る?
夏祭りといえば、屋台を楽しみにしている方も多いことでしょう。
住吉祭では約250店の屋台が出ます。屋台の出る場所は住吉大社の境内です。
定番の焼きそばやタコ焼きといったものから、B級グルメ、金魚すくいや的あてなどの他、お化け屋敷までありますので、屋台を見て回るだけでも楽しそうですね。
屋台が出る時間帯はお店によってバラバラで、早いお店だとお昼頃から開いているようです。
どのお店も夕方には開いていますので、屋台が一番活気づくのは夕方以降です。
閉店時間もお店によって違いますが、遅いお店だと22時頃までやっているようですよ。
まとめ
住吉祭は数日にわたって行われますので全部見るのは難しいかもしれませんが、興味のあるものや時間の合うものだけでもご覧になってみてはいかがでしょうか。
花火大会はありませんが、たくさんの屋台が出る賑やかなお祭りです。
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