お月見をするときにはお団子を作って台に乗せてお供えしますよね。
でも、団子を乗せる台の名前って意外と知らなかったりしませんか?
今回はお月見団子を乗せる台の名前や売っている場所、お供えするときの向きや置き方についてご紹介します。
目次
お月見団子を乗せる台の名前
お月見団子を乗せる台の名前は「三方(さんぼう・さんぽう」と言います。「三宝」と書かれることもあります。
ヒノキなどの白木で作られており、方形の折敷(おしき)という盆の下に直方体状の台(胴)をつけたもので、前と左右の三方に刳形(くりかた)の穴があいていることから「三方」と呼ばれています。
四方に穴があいているものもあり、そちらは「四方」と言います。
三方はお月見団子をお供えする他に、正月の鏡餅の台や神事,慶事の際などにも使われています。
お月見団子を乗せる台はどこで売っている?
三方って普段使うものではないので、欲しいと思ってもどこに買いに行けば良いのかわからない方も多いと思います。
三方は神具や仏具を扱うお店で売っています。
ホームセンターでも売っていますが、お正月前など、三方を使う方が増える時期に店頭に並ぶようです。(普段行ってもみかけないので)
近くに三方を売っているお店がない場合は、楽天市場などの通販でも売っています。
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こちらは6号サイズなので、外寸は14.5(高)-18.7×18.7(巾)センチです。
三方のサイズは4号~9号くらいまでありますので、お供えする場所などに合わせてサイズを選ぶと良いでしょう。
価格は安いものだと1000円以下からあります。高いものだと1万円を超えるものもありますので、予算や用途に合わせて選びましょう。
CHECK!>>楽天市場で三方を探す通販だとお店を探さなくても良いので楽ですね(⌒∇⌒)
三方の置き方
お月見団子をお供えするときには、三方をどういう向きで置けば良いのでしょうか?
三方には向きがあり、台(胴)に穴の開いていない方が正面となります。
神棚や仏壇など、神仏に備える場合は穴があいていない方を神仏に向けます。
供物を乗せるお盆のような形の「折敷(おしき)」は継ぎ目がある方が裏になります。
神仏に備える場合は折敷の継ぎ目がない方を神仏に向け、手を合わせる人から継ぎ目が見えるように置きましょう。
まとめ
お月見団子を乗せる台の名前や売っている場所、お供えするときの置き方などをご紹介しました。
普段の生活ではあまり馴染みのないものですが、お月見の際には三方を用意してお団子をお供えしてみてはいかがでしょうか。
お月見の雰囲気が楽しめると思いますよ。
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