幼稚園によってはお泊り保育がありますが、ママにとっても子供にとっても不安なことや心配なことがたくさんありますよね。
子供が泣くんじゃないか、まだおねしょをしているから夜はおむつなのにどうしよう、なんて悩みは尽きないことでしょう。
今回は幼稚園のお泊り保育について、私の体験談を交えながら対処法をご紹介します。
目次
幼稚園のお泊り保育で心配なこと
幼稚園のお泊り保育は幼稚園の一大イベントですよね。
家族から離れてのお泊りはまだ経験したこともない子もいますから、子供はもちろん、ママだって心配でたまらないことと思います。
私の息子の幼稚園でもお泊り保育が年長さんの時にありましたが、おじいちゃんおばあちゃんの家に一人で泊まったことすらなかったので、心配なことが山ほどありました。
本人も年中さんくらいから「お泊り保育は行きたくない」「お泊り保育があるから年長さんになりたくない」と言い続けるほどに不安を抱えていました。
でも、蓋を開けてみると、当日は泣くこともなく、無事にお泊り会を終えて成長する姿が見られたんです。
こんなに嫌がるならやめた方が良いかなと思ったこともありましたが、参加させて良かったと心から思いました。
以下、我が家で行った対処方をご紹介します。
幼稚園のお泊り保育に行きたくないと泣く場合
①ママやパパが不安そうな顔をしない
ママやパパが不安そうな顔をしていたり、「お泊り会で○○したらどうしよう」などと心配なことを口にすると子供は余計に不安になってしまいます。
日に日に沈みこんでいく我が子を見ているのは私も辛かったし心配でしたが、あえていつも以上にニコニコするように気を付けました。
幼稚園側からも親御さんが心配そうなそぶりを見せない方が良いと言われましたし、他のママたちも同じようにしていた方が多かったようです。
②楽しいことをアピールする
「○○ちゃんのお兄ちゃんはすごく楽しかったって言ってたよ」
「お友達と夜まで遊べるの嬉しいね」
「スイカ割りってママはしたことないんだ。いいな~」
などなど、
お泊り会がいかに楽しいかをひたすら子供に伝えていきました。
刷り込みというかもう洗脳するような感じですね(;´Д`A “`
そのときは納得していないような顔をしていても、帰ってきてから「ママが言った通りだったよ!」と言っていたので、刷り込んだ甲斐はあったようです。
③心配なことを子供の目の前で先生に伝える
お泊り会で子供が頼れるのは先生です。
担任の先生には事前に不安なことをしっかり伝えておきましょう。
息子の場合は夜のおねしょが一番心配でした。
子供心に、お友達にまだおむつを履いているのがばれたらどうしよう、おねしょをして笑われたらどうしよう、と心配していたようです。
息子の幼稚園ではお泊り保育の前に希望者は先生と面談ができたので、息子と一緒に行って先生のそのことを相談しました。
一緒に先生に心配なことを伝え、先生から「当日はこうしよう」と具体的なお話をいただき、息子も安心したようでした。
子供と先生の間に信頼関係があると安心感が違いますので、心配なことはどんどん先生に相談しておくと良いと思います。
夜はまだおねしょをするからおむつの場合
まだ夜のおむつが取れていない場合、お泊り保育はおねしょが心配ですよね。
私の息子も毎晩のようにおむつを濡らしていたので、一番心配だったのはおねしょでした。
子供にとってもお友達の前でおねしょをしてしまうのはショックなことですので、ここはしっかり対策をしておいた方が良いと思います。
①幼稚園の先生に相談する
まずは、幼稚園の先生に相談しましょう。
息子の幼稚園では、先生がおむつの子はこっそり一人だけ別の場所でパンツからおむつに履き替えさせてくれました。
夜も先生がおむつを確認してくれ、息子の場合は濡れていたので交換までしてくれました。
おかげでパジャマや布団を濡らすことも、お友達におむつを履いていることを知られることもなく無事にお泊り保育を終えることができました。
先生には感謝しかありません。
※おむつを持たせる場合は中身が見えない袋に入れ、子供にもどの袋に入っているかきちんと教えておくのを忘れないようにしましょう。
②おねしょシーツやバスタオルを用意する
おむつを履いても漏れてしまう恐れがありますので、布団が濡れないようにおねしょシーツやバスタオルも用意しました。
おねしょシーツの上にバスタオルを一枚敷いておくと安心ですよ。
③パジャマは同じものを2枚用意する
もしパジャマまで濡れてしまって着替えが必要になったときに備え、同じ柄のパジャマを2枚用意して持たせました。
同じ柄のものなら夜中にパジャマを着替えても、周りのお友達には着替えたことがわからないからです。
お友達の中には写真で見たときに夜着ていたパジャマと朝着ていたパジャマが違う子もいて、パジャマ濡らしちゃったんだなというのが一目でわかる子もいました。
幸い周りの子供たちはパジャマが変わったことに気づかなかったようですが、写真で残ったりする恐れもありますので、着替えたことに気づかれないように同じ柄のパジャマを用意することをおすすめします。
まとめ
「お泊り会行きたくない」と言い続けた息子も、幼稚園に着いたら泣くこともなくすんなりとお友達の輪の中に入っていきました。
心配していたおねしょも夜泣きもせず、帰ってきてからはスイカ割りや花火など、楽しかったことを興奮しながらたくさん話して聞かせてくれました。
写真を見ても、どれも笑顔ばかりで参加させて良かったと心から思いました。
それまでは、夜寝ていても、眠りが浅くなると私を探して泣いたりしていたのがお泊り会を境になくなったので、息子なりに得ることがあったのだと思います。
お泊り会は参加すると楽しいこともたくさんありますので、お子さんの不安を一つでも減らしてあげてくださいね(⌒∇⌒)
コメント