忘年会で会費の他にお金を包む場合や、お酒などを差し入れするときに、熨斗の表書きはどう書けば良いのか迷いませんか?
今回は忘年会に包むお金や差し入れのお酒などにつけるのしの書き方をご紹介します。
目次
忘年会ののしの表書きの書き方
取引先の忘年会に招待されて出席する場合などで会費は不要と言われた場合、手ぶらで行くわけにも行きませんので代わりにお金を包んだり、お酒やお菓子などを差し入れしたりします。
そんなときに付ける熨斗の表書きはどう書くのかをご紹介します。
お金を包む場合
忘年会に会費の代わり、または会費とは別にお金を包むときには、のし袋の表書きは「御礼」と書きます。
市販ののし袋には「御礼」とあらかじめ印字されているものが売っていますので、そういったものを利用すると良いですよ。
招待された側が主催者に心付けとしてお金を渡す場合は、表書きは「御樽料」、「御樽代」とも書きます。
【寸志は避けた方が良い?】
ちょっとしたお礼の金銭や品物を持参するときの表書きには、「寸志」が使われることも多いです。
でも、「寸志」は基本的には目上から目下に渡す場合に使用しますので、目上の人に「寸志」と書いて渡すのはとても失礼なことになってしまいます。
取引先に渡す場合には「寸志」は使わない方が良いでしょう。
「御礼」と書いておくのが無難です。
差し入れや手土産を持参する場合
取引先などの忘年会の場合、現金や金券は受け取ってもらえないことがあります。
現金や金券はダメだけど、お酒などの品物なら大丈夫という場合は、お酒やお菓子を差し入れという形で渡すと良いでしょう。
【差し入れに向いている品物】
・お酒
忘年会の差し入れとしては、やはりお酒が人気です。ビールやワイン、日本酒などが多いようですね。
ただし、持ち込み不可のお店も多いので、事前に確認しておくようにしましょう。
ワインや焼酎はビールよりも持ち運びもしやすく、受け渡しもしやすいので人気です。
・お菓子
お酒よりも持ち込みやすく、受け渡しもしやすいのがお菓子です。
チョコレートや焼き菓子など、小分けになっていて日持ちがするものがおすすめです。ケーキなどのようにその日のうちに食べないといけないものや、切り分ける必要があるものは避けましょう。
相手の人数を考えて、全員に行きわたる個数が入っているものを選ぶことも大切です。
忘年会にお金を包んでいったけど受け取ってもらえなかったときに、後日お菓子を差し入れするのも良いですね。
【差し入れや手土産ののしはどうする?】
のし紙は紅白蝶結びの水引きのものを使います。
表書きは「御礼」「謹呈」「粗品」などと書きます。
「謹呈」…「謹んで差し上げます」という気持ちで品物を贈る場合に使う。目上の方や社会的立場の違う方に贈る場合に使う。
「粗品」…目上の方へのささやかな品物を贈る場合に使う。「へりくだった」という意味なので、高価で立派な物には使用しない。
のし紙は購入したお店にお願いすると付けてもらえることが多いです。
まとめ
忘年会に招待された際にお金を包むときののし袋の表書きや、品物を差し入れする場合ののし紙の書き方などについてご紹介しました。
参考になさってください。
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