背が低い人が浴衣を着る場合、裾が長すぎて困ることがありますよね。
こちらでは、背の低い方の浴衣の着方やおはしょりが長すぎるときの対処方などについてご紹介します。
目次
背が低い人の浴衣の着方
体型に合わせて仕立てた浴衣ならそういったこともないのでしょうけど、店頭やネット通販で売っている既製品の浴衣は細かくサイズが設定されておらず、フリーサイズしかない場合も多いです。
そのため、背が低くて小柄な女性の場合、浴衣の裾が長すぎて着付けに困ることがよくあります。
私も背が低いので、なかなか自分の背丈に合う浴衣はなくて、いつも長すぎる裾に悩まされます。
でも、背が低くても気付けの際に工夫をすれば浴衣を綺麗に着ることはできますので、裾が長すぎても諦めることはありませんよ。
【浴衣の長さはおはしょりで調整しよう!】
浴衣はおはしょり(腰のあたりで折り返した部分)で着丈を調整します。
基本的な浴衣の着方はこちらの動画がとても参考になります。
おはしょりの長さは帯より下に5~6cmくらい出して着付けると綺麗に見えます。
背が低いと裾が長くなってしまうので、普通に着付けるとどうしてもおはしょりが長くなってしまいます。
次に、おはしょりが長すぎる場合の着付けの仕方をご紹介します。
おはしょりが長すぎる場合はどうする?
花火大会などに行くと、たまにおはしょりが10cm以上、酷いと20cmくらい出している人をみかけることがあります。
おはしょりが長すぎるとバランスが悪くなってしまい、せっかく可愛い浴衣を着ていてもちょっと残念な感じになってしまうんですよね。
おはしょりが長すぎる場合の着付けの仕方を2つご紹介します。
【腰ひもで二度あげする方法】
①まず、腰骨の高さで腰ひもを結びます。
②2本目の腰ひもをおへその上の高い位置で結びます。理想的なおはしょりの長さに合わせて、腰ひもを結ぶ高さを変えてください。
③前と後ろを整えます。
④上のおはしょりを伊達締めで隠します。
初心者でもできる簡単な方法ですし、着崩れた場合も帯の上から直せます。
こちらのブログで写真入りでやり方が解説されていますので、とてもわかりやすいですよ。
⇒http://mamechiyo.exblog.jp/4905328/
この方法でおはしょりの長さを調節する場合は、ウエストや背中にタオルや手ぬぐいを巻いて体型補正をしておいた方が、2本目に結んだ腰ひもが落ちにくくなります。
2本目の腰ひもをどの位置で巻くとおはしょりの長さが丁度良くなるかは、何度も試してみつけてください。
夏祭りや花火大会などに行くと長時間着ていることになりますので、長時間着ていても苦しくならないかどうかも考えた方が良いですよ。
【腰ひもに絡げる方法】
①腰骨よりも少し高い位置で腰ひもを結ぶ
②八つ口から両手を入れて背中部分のおはしょりを整える
③右手は上前の中、左手は下前の中に入れて前部分のおはしょりを整える
④胸の下あたりで腰ひもを結ぶ
⑤上前を持ちあげて腰ひもに絡げる
⑥伊達締めで絡げた部分が落ちないように押さえる
詳しいやり方はこちらの動画で説明されていますので、参考にしてください。
こちらのやり方の欠点は、一人で着る場合、背中側をきれいに整えるのが難しいことと、上半身が着崩れたときに直しにくいことです。
試してみて、ご自分のやりやすい方法でおはしょりを調節してください。
まとめ
背が低くて浴衣が長すぎる場合のおはしょりの調節方法をご紹介しました。
お手持ちの浴衣の丈が長くても、おはしょりである程度は調節できますので、諦めずに試してみてください。
浴衣を着て出かける予定が決まっているのでしたら、事前に何度か家で着てみて長さを調節したり、近所を歩いてみたりしてどのくらいの動きなら着崩れないのか確認しておくと良いですよ。
浴衣でのお出かけを楽しんでくださいね。
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