遠方に住んでいて直接相手方に伺えない場合、お盆のお供えを送ることもありますよね。
そんなときは、いつ頃までにお供えが届くように送れば良いのでしょうか。
今回はお盆のお供えを送る時期や、お供え物につけるのしや表書きの書き方、お供えに沿える手紙の例文をご紹介します。
目次
お盆のお供えを送る時期はいつ頃が良い?
お盆にはお供えを持参してお参りができるのが一番ですが、遠方に住んでいるとなかなか難しいこともあります。
直接行くのが難しい場合はお供えだけ気持ちとして送ることもできますが、迷うのが送る時期です。
お盆の時期は地域によって違いがあり
・7月13日~16日
・8月13日~16日
と、7月のところと8月のところがあります。
まずは、お供え物を送る相手が住む地域ではお盆が7月なのか8月なのかを確認しましょう。
どちらの場合も、お供え物を送るのはお盆の前日までが一般的です。
ただ、郵送だと配送の関係で遅れてしまうこともありますので、ちょっと心配ですよね。
遠方から送る場合や、配送が混みあっていて遅れる恐れがあるような場合は、少し早めに10日あたりには届くようにしておくと安心です。
お盆の時期は気温も高いですし、お盆の期間中にお供えしていても傷まないように、お供え物は常温でも日持ちのするものを選びましょう。
食べものを贈るのなら、小分けして人にあげやすい個包装のお菓子やゼリー、ジュースなどが無難だと思います。
お供え物の金額は相手方との関係性にもよりますが、3,000円~5,000円が一般的です。
お供え物につけるのしや表書きの書き方
お供え物にはのしをつけて送ります。
◆水引き
水引きは黒白または双銀の結び切りを使います。関西では黄白の結び切りを使うことが多いようです。
◆表書き
水引きの上の中央に「御供」「御供物」と書きます。
水引きの下の中央には贈り主の名前を書きます。
名前はフルネームで書きましょう。(親族などで同じ苗字が多い場合は、苗字だけだと誰からもらったのかわからなくなってしまうので)
デパートなどのお店で購入した場合は、お盆のお供えであることを伝えるとのしはつけてもらえます。
地域によって使う水引きの色が違いますので、迷ったらお供えを購入したお店で相談してみると良いですよ。
お供え物にそえる手紙の例文
親しい間柄であれば口頭でお供え物を送ることを伝えておくだけでも良いかもしれませんが、お供え物を郵送で送る場合は手紙を添えておいた方が丁寧です。
弔事の場合は時候の挨拶がなくても構いません。
本文でお伺いできないことをお詫びし、お供えを送ることを告げます。
一般的な例文をご紹介します。
ご仏前にお供えいただければ幸いと存じます。
ご家族の皆様のご健康を心よりお祈りいたします。
心ばかりですが、○○を送らせて頂きました。ご仏前にお供えいただければ幸いと存じます。
厳しい暑さが続きますが、何卒ご自愛の上お過ごしく下さい。
ご紹介したのは簡単な文例です。
故人の方との思い出のエピソードなど、個人的な一言を加えることができるのであれば、より相手に故人を思いながら書いたことが伝わると思います。
まとめ
お盆にお供えを送る場合は、発送の手配を早めにすませておくと安心です。
お供え物は常温で日持ちするものや、小分けして配れるようなものを選ぶともらった方が困らずにすみますよ。
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