七五三で着物を着る場合は、足元は草履になります。
でも着物とセットになっている草履やレンタルの草履だと、サイズが合わなくて大きい場合があります。
また、履き慣れないため足が痛くなってしまったり、お子さんが履くのを嫌がることもあるでしょう。
こちらでは、七五三の草履が大きいときや痛いときの対処方、お子さんが嫌がるときはどうするかについてご紹介します。
目次
七五三の草履が大きいときの対処方
草履は靴とはサイズが異なりますので、草履を選ぶ時は靴のサイズよりも大きめのサイズを選ぶと履きやすいです。
靴のサイズが15cm~17cmなら18cmの草履、靴のサイズが18cm~20cmなら21cmの草履といった感じです。
でも、草履は靴ほど細かいサイズ展開がありませんし、着物とセットになっていたりレンタルだったりすると、大きすぎて履きにくいこともありますよね。
草履が大きすぎて脱げやすいときは、かかと止めのゴムを使うと脱げにくくなるので便利です。
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こちらのかかと止めは草履の鼻緒にボタンで留めるだけなので、着脱も簡単です。
草履が大きいときはもちろんですが、草履に慣れなくて歩きにくそうなお子さんにもおすすめです。
七五三の草履が痛いときの対処方
草履を履いていて鼻緒が当たる部分が痛くなった経験は、大人でもあると思います。
草履の鼻緒ずれは硬い鼻緒と足の柔らかい皮膚が擦れることでおこります。
鼻緒が当たって痛くなる場所は、鼻緒を挟む親指と人差し指の内側の他に、足の甲の鼻緒が当たる部分があります。
私も3歳の七五三で足の甲が鼻緒ですれて、大きな水ぶくれができてしまったと母から聞きました。
私は随分我慢して歩いたそうですが、お子さんに痛い思いをさせるのは可哀相ですから、事前に対策をしておきましょう。
【鼻緒ずれの予防策】
・鼻緒をもみほぐして硬さをとっておく
・草履を履く時に鼻緒に足指を押しこまず、足指の股に1センチ程度のすき間を作って歩くようにする
・鼻緒ずれになりそうな場所に絆創膏を貼っておく
・かかと止めをつける
・鼻緒カバーをつける
新品の草履はどうしても鼻緒が硬くて足が痛くなりますいので、手で鼻緒の前坪(指で挟む部分)や両脇の足の甲に当たる部分を引っ張ったりして硬さをとってあげましょう。
家の中でも良いので、少し草履を履いて歩かせて足に馴らしておくと良いですよ。
また、鼻緒ずれになりそうな親指と人差し指の間や足の甲の鼻緒が当たる部分には、絆創膏を貼っておくと鼻緒ずれを防げます。
先に紹介した「かかと止め」も、つけておくと足が安定してサンダル靴のような感覚で歩けますので、前坪への負担が軽くなります。
鼻緒がきつくて足の指の間が痛くなりそうな場合は、鼻緒に鼻緒カバーをつけるという方法もあります。
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こちらは透明のクッションジェルを鼻緒に巻きつけて使います。鼻緒が直接当たらないので、足の指の間が痛くなるのを防げます。
【お参りの時はスニーカーを持参しよう!】
お参りのときはどうしても長い時間草履を履くようになりますので、スニーカーを持って行くと安心です。
もし足が痛くなってしまった場合は、無理せずスニーカーを履かせてあげましょう。
七五三のお参りで着物にスニーカー履いて歩いているお子さんは結構見かけますよ。
まだ小さいお子さんですし、足が痛いんだなとわかりますので、別におかしいとは思いません。
写真を撮るときだけ草履に履き替えればOKです。
七五三の草履を嫌がるときはどうする?
慣れない草履を嫌がるお子さんは結構多いものです。
お子さんが泣いて嫌がるような場合は、無理強いするのはやめておきましょう。
・草履が履きやすいように工夫をする
少しでも履きやすいように、鼻緒をゆるめたりかかと止めを付けたりして、お子さんが歩きやすいようにしてあげましょう。
歩きにくさが緩和すれば、履いてくれるかもしれません。
・とにかく褒めておだてる
「草履可愛いね」「これを履くとすごく可愛く見えるよ」などと褒めたりおだてたりして、お子さんが履きたくなるようにのせてみるのも手です。
お母さんやお父さんの七五三の写真を見せて、「ほらママもパパも履いたんだよ」と言うのも良いかも。
自分もママやパパと同じ格好がしたいと思って履いてくれるかもしれません。
・普段履きの靴を持っていき、写真の時だけ草履を履かせる
嫌がる子に長い時間草履を我慢させるのは無理ですし可哀相です。
歩く時は靴を履かせて、写真の時だけ草履を履かせてみてはいかがでしょうか。
それすらも嫌がるときはお菓子やおもちゃで釣ってみるというのもありです。
まとめ
七五三で着物を着た際には足元は草履にしたいところですが、草履は大人でも履き慣れないと歩きにくいものです。
小さなお子さんには負担にもなりますので、なるべく歩きやすいように、足が痛くならないように対策をしてあげてください。
嫌がるときには無理強いはしないのも大切です。
素敵な七五三の思い出を作ってくださいね。
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