小学校の授業参観の日に赤ちゃんや乳幼児の下のお子さんを預けることができない場合、連れて行っても良いのか迷いますよね。
騒いでしまったら迷惑になるかもしれないし、かといって行かないのは上の子が可哀相だし、と悩むお母さんもいることでしょう。
今回は小学校の授業参観に赤ちゃんや乳幼児の下の子を連れて行っても良いのか、どういったことに気を付けると良いのかをご紹介します。
目次
小学校の授業参観は赤ちゃん連れでも良い?
小学校の授業参観は、できる限り参加して我が子が頑張る姿を見まもってあげたいですよね。
でも、小さなお子さんがいると、連れて行ったら周りの迷惑になってしまうかもと、出席を迷うママもいると思います。
預けていければ一番ですけど、預け先がない場合もありますものね。
結論から言うと、小学校の授業参観は下の子を連れて行ってもOKな場合がほとんどです。
赤ちゃんや幼児など、下の子を連れで来ているお母さんはいます。
私の子供の小学校でも、赤ちゃんや幼稚園未満のお子さんを連れて来ている方はクラスに何人かは必ずいます。
周りに迷惑をかけないように気を付けていれば大丈夫ですよ。
もし心配だったら、事前に学校側に「乳幼児を連れて行っても大丈夫ですか?」と聞いてみると良いと思います。
授業参観の内容によっては、保護者も参加しないといけないものもあり、赤ちゃんや幼児を連れていると参加するのが難しいことがあります。
そのような場合は、できるだけ預けていくようにしましょう。どうしても預けられない場合は事前に学校側に相談しておくと良いですよ。
小学校の授業参観に下の子を連れて行くときの注意点
授業参観は子供が学校で授業を受けている様子を保護者が見るための場です。
一生懸命授業を受けている子供たちや、それを見まもる保護者の方たちのためにも、赤ちゃんや幼児を連れて行く場合は、ルールを守る努力が必要です。
乳幼児を連れて行く場合の注意点をご紹介します。
①下の子の体調を整えておく
・体調の良い時に連れて行く
学校は風邪などの菌が集まりやすい場所なので、病気に感染してしまう恐れがあります。
また、赤ちゃんの場合は休み時間に「赤ちゃんを触らせて」と寄ってくる子もいるかもしれません(言われているお母さんを見たことがあります)。
触りたいと言ってきた子が風邪をひいていることだってありますし、手には雑菌が付いている恐れもありますよね。
下のお子さんの健康のためにも、体調の良い時に連れて行くようにしましょう。
風邪気味だったりどこか調子が悪そうな時は、無理に連れて行くのは避けた方が良いと思います。
・トイレやミルクはすませておく
学校にはおむつを替える場所も授乳をする場所もありませんので、オムツ替えや授乳はすませてから行きましょう。
自分でトイレに行けるお子さんでも、小学校のトイレだと和式が多かったり、洋式でも便座が大きくて一人では座れない恐れがあります。
できるだけ学校でトイレに行かなくてもすむようにしておいた方が安心です。
・体温調節がしやすい服装で行く
学校って廊下はやけに寒いのに教室ないは暑かったりと、温度差がとてもある場所です。
室内の温度に合わせて脱ぎ着できる服装で行くのがおすすめです。
公立の小学校だと冷房がないところも多いので、夏はとても暑いです。
大人でも辛いくらいなので、夏場の授業参観は赤ちゃんが涼めるようにネッククーラーや保冷剤などを用意して行くと良いでしょう。
抱っこひも(おんぶ紐)で行く
ネットを見ていると授業参観のときに校内までベビーカーを乗り入れてきた人がいる、なんて話を見てびっくりさせられます。
学校内までベビーカーで入るのはマナー違反です。
赤ちゃんを連れて行く場合は必ず抱っこ紐かおんぶ紐を持参しましょう。
抱っこ紐やおんぶ紐の方がママも楽ですし、赤ちゃんも安心して寝てくれるかもしれないので便利です。
学校までベビーカーで行く場合は、ベビーカーをどこに置いておけば良いのか事前に学校側に確認しておくのがおすすめです。
子供が飽きたときの準備をしていく
45分という時間は小さなお子さんが黙っているにはかなり長い時間です。
飽きてしまったときのために、その場で静かに遊べるものを用意しておきましょう。
授業の妨げになるので、音の出るおもちゃはNGです。
絵本も「読んで」と騒いでしまったり、お子さんが自分で大きな声で読みだしてしまう恐れがあるので避けた方が良いでしょう。
赤ちゃんだったら歯がためやニギニギなどの一人で静かに遊べるものがおすすめです。
噛んだりして遊べるおもちゃがあると、静かにしていてくれますので。
赤ちゃんよりも大きなお子さんだったら、シールブックやぬりえなどがおすすめです。
授業を受けているお姉ちゃんやお兄ちゃんの真似をして自分も書きたがるお子さんもいますので、小さなノートや鉛筆も用意しておくと便利だと思います。
便利そうで意外とうまくいかないのがスマホです。
スマホを見せておけば静かになりそうな感じもしますが、授業中は音を出せません。
音を出さないのをお子さんが嫌がってぐずったり、勝手に触って音が出てしまうと迷惑になってしまいますので避けた方が良いでしょう。
迷惑になる前にその場を離れる
・廊下や出入り口付近で参観する
下のお子さんを連れているお母さんたちは、多くの方が廊下や教室の出入り口付近におられます。
特に、幼児を連れて行く場合は廊下の方が安心です。
以前、下のお子さんがお兄ちゃんの席まで行ってしまい、お兄ちゃんの膝に座ろうとしたことがありました。
特に騒ぐわけではなかったのですが、その子はその後もお兄ちゃんの周りをうろうろ。
お母さんにとっては仲が良くて微笑ましい光景だったのかもしれませんが、我が子に聞いたら「みんな気が散って迷惑していた」と言っていました。
歩きまわってしまう年代のお子さんを教室内に入れる場合は、飽きて動き回ったりしそうになったらすぐに外に出ることをおすすめします。
・泣いたり大きな声を出したら教室から離れる
赤ちゃんが突然泣きだしてしまうこともありますし、静かにと言われて我慢していたけれど、我慢しきれなくて騒ぎだしてしまうお子さんもいることでしょう。
もし大きな声で泣いたり騒いだりし始めたら、とにかく教室から離れましょう。
廊下は意外と声が響くので、廊下に出るだけだと教室内にも声が響いて授業の妨げになってしまいます。
他の教室も授業はやっていますから、なるべく速やかに教室から離れて、一旦外に出るなどした方が良いです。
まとめ
小学校の授業参観は、授業の妨げにならないように気を付けていれば、下のお子さんを連れて行っても大丈夫です。
授業を受けている子供たちだってまだまだ子供ですから、泣き声や話し声で集中が途切れて気が散ってしまいます。
もし迷惑になってしまいそうなときは、すぐにその場を離れましょう。
意外と小さな子供よりもお母さんたちの話声の方がうるさかったりもしますので、大人も気を付けたいものです。
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