秋冬のコーディネイトに活躍するファーバッグ。
何年も大切に使うためには、シーズンの終わりにはきちんとお手入れをしてから保管するのが大切です。
今回はファーバッグのお手入れ方法や洗い方、保管方法についてご紹介します。
目次
ファーバッグのお手入れ方法
普段のお手入れ
リアルファーでもフェイクファーでも、日常のお手入れは大切です。
ファーはホコリが溜まりやすいので、使った後には毎回ブラッシングをするようにしましょう。
まずは、手で振って埃を落としてから、ブラッシングをします。
あまり力を入れると毛が抜けてしまいまいますので、毛が抜けないように毛の流れに沿って優しくブラッシングしましょう。
ファーの中にたまっている埃をブラシで掃きだすようなイメージで私は行っています。
ブラシはファー専用のブラシがあれば一番ですが、やわらかい洋服用のブラシでも代用できます。
雨や雪で濡れたときのお手入れ
雨や雪でファーバッグが濡れてしまったときは、乾いたタオルでおさえるようにしながら水分を取ります。
ファーは熱に弱いので、乾かすときはドライヤーの高温は避けましょう。
室内で自然乾燥するか、急ぐときはドライヤーの低温を軽くあてて乾かします。
乾かすときには、毛ぐせが付かないように、優しくブラッシングをして毛並みを整えておくと良いですよ。
シーズンオフの前のお手入れ
日常のケアと同じで、丁寧にブラッシングをしてホコリを取り除き、毛並みを整えます。
表面に汚れがある場合は、乾いたタオルで拭いたりして綺麗にしておきましょう。
バッグは内側にもホコリが溜まっていることがよくありますので、内側も綺麗にしておきます。
ファーバッグの洗い方
リアルファーは水洗いNGですが、フェイクファーは手洗いができるものもあります。
洗濯できるかどうかは洗濯表示を確認してください。
【洗濯方法】
①裏返してファーを内側にしてネットに入れる
②タライなどに水かぬるま湯(水温30度以下)を張り、おしゃれ着用洗剤を入れる
③ネットごとファーバッグを入れ、軽く押し洗いする
④2~3回すすぐ
⑤タライなどに水をはって柔軟剤を入れ、ネットごとバッグを入れる
⑥洗濯機で30秒程度脱水し、陰干しする
乾いたらドライヤーを低温で軽くあてて毛先を洋服ブラシでブラッシングすると、ふわふわに仕上がります。
【洗濯NGの場合の汚れの落とし方】
手洗いができない場合は、以下の方法で汚れを取ることができます。
①洗面器に水をはり、おしゃれ着用の洗剤をパッケージに書いてある「手洗い濃度」に薄め、タオルを浸す
②タオルを硬く絞り、最初は毛並みに沿ってファーの汚れを拭き、次に毛並みに逆らって拭く
③きれいな水に浸して硬く絞ったタオルで同じようにファーを拭いて洗剤を拭きとる
④乾いたタオルでおさえるように水分を取る
⑤室内で干す
⑥完全に乾いたらブラッシングして毛並みを整える
ファーバッグの保管方法
【ビニール袋に入れるのは避ける】
ファーは湿気に弱いので、ビニール袋に入れて保管するのは避けましょう。
ファーバッグを入れておくのなら、風通しの良い「不織布」がおすすめです。
「不織布」はバッグを購入した時に良く包んでありますが、もしないのであれば100円ショップでも売っています。
保管する袋がきついと毛がつぶれてしまう恐れがありますので、ゆとりのある袋に入れておきましょう。
【余裕のあるスペースで保管する】
あまり物がぎゅうぎゅうに詰まった場所に置いておくと、ファーがつぶれてしまいます。
ファーバッグを保管する際は、他の物に潰されないように余裕のある場所に置くようにしましょう。
寝かせてしまうと毛ぐせがついてしまう恐れがありますので、つりさげて保管するのが一番です。
つりさげる場所がない場合は、立たせておくと良いですよ。
まとめ
ファーバッグのお手入れ方法や保管方法をご紹介しました。
お気に入りのバッグがワンシーズンだけで使えなくなってしまわないように、普段からお手入れしておくのがおすすめです。
CHECK!>>ファーバッグはいつからいつまで持てる?季節は秋冬だけ?
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