奈良国立博物館で毎年秋に行われれる「正倉院展」は、開催期間が短いこともあり毎年大勢の人で賑わいます。
せっかく貴重な宝物を見るのですから、できればあまり混雑していない時間帯に行きたいですよね。
こちらでは、正倉院展の平日と土日の混雑状況や混雑を避ける曜日や時間帯についてご紹介します。
目次
正倉院展の平日の混雑状況
正倉院展は例年多くの人が訪れて大混雑します。
昨年、2016年の正倉院展も17日間の開催期間で20万人もの人が訪れました。
1日あたり1万人以上の人が訪れていることになりますので、それだけでもいかに混雑するかがうかがえます。
【平日の待ち時間】
平日は土日祝日に比べれば空いていますが、それでもツアー客や学校の行事などの団体客が来ますので、やはり混雑はします。
当日券売り場には行列ができますし、入場の待ち時間も30分程度は並ぶことが多いです。
【平日は夕方が狙い目】
正倉院展は平日は午後6時で閉館します。
そのためか、平日の夕方は比較的空いていることが多いです。
閉館時間の1時間半前から使える「オータムレイトチケット」があるため、オータムレイトチケットを持つ人で少し混雑しますが、それでも日中に比べると混雑は少ないです。
閉館時間があるので時間を気にしながら見なくてはいけませんが、平日で空いている時間帯を狙うのなら夕方が良いでしょう。
閉館2時間前の16時頃がおすすめです。
ただ、あまりゆっくり見ていると最後まで見終わらないうちに閉館になってしまいますので、夕方行く場合は時間配分に気を付けてください。
正倉院展の土日の混雑状況
土日祝日は開館時間が平日よりも2時間延長されますが、それでも終日大混雑します。
時間帯によって、長いと入場の待ち時間が1時間以上のときもあるくらいです。
平日は狙い目の夕方も混雑していますので、土日祝日に行く場合は混雑を覚悟して行きましょう。
少しでも空いている時間帯を狙うなら、お昼時が少しましなようです。
お昼ご飯の時間帯は避ける方が多いからでしょうかね。
土日祝日に正倉院展に行く場合は、お昼頃(12時前後から午後1時すぎあたり)を狙ってみるのも良いと思います。
正倉院展で混雑を避けるには?
①前売り券を購入しておく
当日券を博物館の窓口で買って入場する場合、当日券の購入の列にまず並び、そのあとに入場待ちの列に並ばないといけません。
前売り券を購入しておけば、最初から入場待ちの列に並べますので、その分時間短縮になります。
前売り券の方が値段も100円安くてお得ですので、是非事前に前売り券を購入しておきましょう。
②雨の日は狙い目
雨の日は晴れの日よりも空いていることが多いです。
これは奈良国立博物館の周りには奈良公園や東大寺、春日大社などの観光地があり、正倉院展と合わせて寺社めぐりなどの観光に訪れる方も多いからだと思われます。
過去にも雨の日は空いていたことがありますので、雨が降っている日は混雑が緩和される可能性が高いです。
ただし、土日祝日は雨でもある程度の混雑は覚悟しておきましょう。
③平日は夕方が比較的空いている
前述しましたが、平日は夕方が空いています。
16時30分を過ぎるとオータムレイトチケットで入場する方で混雑することがありますので、その前に入場しておくと良いですよ。
④お昼時はツアーなどの団体客が避けられる
正倉院展はツアーや学校行事などで団体で訪れる人も多いです。
団体客がいると一気に混雑しますので、できれば避けたいところですよね。
ツアーの場合は大抵お昼にはランチタイムが設定されていますので、ツアーの人たちがお昼ご飯を食べている時間帯に行けば、団体客を避けられます。
お昼の12時前後から午後1時過ぎくらいがランチタイムになる時間帯ですので、その時間を狙って行くのも良いでしょう。
⑤開館前から並ぶ
朝早く出かけることができるのであれば、開館前から並ぶのもおすすめです。
奈良国立博物館の開館時間は午前9時ですが、早い人だと午前8時前から並んでいます。
前売り券を事前に購入して開館前から並んでいれば、大混雑になる前に入場することができます。
早く行けばそれだけ行列の先頭の方に並べますが、その分入場までの待ち時間が長くなるのが難点でしょうか。
【待ち時間や館内の混雑状況を知る方法】
正倉院展の待ち時間や館内の混雑状況は読売新聞のサイトで確認することができます。
⇒http://www.yomiuri.co.jp/shosoin/
サイト内の「会場状況」というところに待ち時間や館内の混雑状況が書いてありますので、参考になりますよ。
まとめ
正倉院展は毎年大混雑します。
入場するのに並び、やっと中に入っても人の頭でなかなか見えないなんてことも多いです。
それでも、正倉院の宝物を見るチャンスはなかなかありませんので、行くだけの価値はあると思います。
できるだけ混雑していない時間帯を狙って、じっくり見てきてください。
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